2010年11月25日

感謝祭に見る映画 『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』

感謝祭ですね。日本ではすでにクリスマスモードですけれど。

せっかくの感謝祭ということで、それにちなんだ映画でも見てみようかなと思っている方に、オススメの映画を・・。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り』はいかがでしょう?

    セント・オブ・ウーマン/夢の香り 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

セント・オブ・ウーマン/夢の香り』は
アル・パチーノがアカデミー賞の主演男優賞を受賞した作品。

物語はちょうど、感謝祭の休暇をはさんだ数日間を描いているんです。


アル・パチーノ演じる偏屈で悪態ばかりついている盲目の退役軍人フランクと、名門スクールで閉塞感を感じていたチャーリーが出会い、一緒に感謝祭を過ごすことになる・・・。

それぞれ自分の道を見失いそうになっている二人が、お互いの心にぽっかり空いた穴や淋しさを理解し、手をさしのべ合うというストーリー。


物語の設定を感謝祭にしたというのもミソなのかもしれません。
感謝祭は、家族が集まり、温かな料理を囲んで、お互いの愛情を確かめ合う日なんだと思うけれど、主人公のフランクとチャーリーは、その温かな家族の輪をもたない二人。そんな二人が感謝祭を一緒に過ごすことで、血はつながらないものの、父と子のような情愛が生まれてくる。
深読みすれば、大統領の恩赦を受ける二羽の七面鳥のように、二人は死ではなく生へと人生を転換する。だから、映画の舞台が感謝祭じゃなきゃダメだったのかな〜・・なんてね。


アル・パチーノの盲目の演技はもちろん、クリス・オドネルの優しい笑顔とか、フェラーリのエンジン音とか、タンゴシーンとか、見どころはたくさん。

でもなんといっても、終盤のアル・パチーノの名演説が最高!
何度見ても、わくわくして、喝采を送りたくなります。


『ザ・ホワイトハウス』のブラッドリー・ウィットフォードとか、『ER』に出ていたロン・エルダードとか、テレビドラマでお馴染みの俳優さんがちょい役で顔を出してくれるのも楽しい。

感謝祭の週末、なにかDVDを借りてこようかな〜って考えている方に
おすすめの1本です!
posted by みなみ at 18:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | movie

2007年02月09日

硫黄島からの手紙

前略。

実をいうと、わたくし、2年前の倉本作品『優しい時間』以来、密かに、二宮和也クンがお気に入りであり。
そういうわけで、木曜日の夜はフジテレビの『拝啓、父上様』を欠かさず見ており。

その『拝啓、父上様』の話は近々じっくり書くことにして、
まずは、その二宮クン見たさに足を運んだ映画『硫黄島からの手紙』について語っちゃうわけでーー。


二宮クン見たさに、なんてミーハーな動機ではクリント・イーストウッド監督に申し訳ない気もするけれど、でも実際、この映画で二宮クンの演技はとても光っていた。
渡辺謙サンは、さすが貫禄たっぷりの渋い演技。その謙サン以上に、この映画に情感を醸し出していたのが、二宮クンではなかったかと。

自分の置かれた状況に、ときにふて腐れ、絶望しつつも、謙サン演じる栗林中将の人間性に触れ、その頼れる上官を誇らしげに見守るときの表情に、心の拠り所を求める兵士の心細さ、希望を失いたくないという切ない気持ちが表れていたように思う。

栗林中将の描き方については、アメリカ人が理想とする「サムライ」像が投影されすぎていた気がする。その分、人間的な深みが失われたようで、少し残念だった。

画面からは、その熱さ、硫黄の匂いは伝わってこなかったけれど、実際の戦いは本当に地獄のようだったのだろう。
爆撃の重量感で画面が揺れるたび、ああ、戦争というのは恐ろしいものなのだと、繰り返し繰り返し思わずにはいられなかった。

この映画、アメリカの人たちには、どう受け取られたのだろう?

それも気になるところではあるけれど、とりあえず今日はこのへんで。

かしこ
posted by みなみ at 15:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | movie
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